故障や雨漏りによる電気機器・電気設備の漏電に注意!梅雨が来る前に対策しましょう

皆さんこんにちは。東京都八王子市を拠点に、都内をはじめ関東圏で電気・空調設備工事などを手がけるLife Engineerです。


早いもので桜の季節も終わり、もうすぐ5月に入ります。過ごしやすい季節ではあるのですが、日によってはかなり蒸し暑く、雨の多い梅雨の近づいてきております。この時期に注意が必要なのが、家電や電気配線・コンセントで発生する「漏電事故」です。ここでは漏電事故が危険な理由や、発生する原因をご紹介します。




■「漏電」とはどういう現象?なぜ危険なの?



漏電とは、電気が電気回路から漏れ出て、本来想定していないルートに流れてしまう現象のことです。通常、電気機器の電気回路は絶縁体(電気を通しにくい物質)で覆うなどの対策が施されているため、電気が外に漏れることはありません。実際、動いている電気機器や電源コードなどに触っても、ビリッとせず安全に使えるでしょう。


しかし、何らかの原因で電気が外に漏れてしまう=漏電することもあります。漏電が発生すると、火災や感電事故につながることもあり、大変危険です。また、漏電ブレーカーが落ちて停電してしまうため、生活に支障をきたすのは間違いありません。万が一漏電が発生した時は、速やかに原因を突き止めて対応する必要があります。




■漏電が起こる原因



漏電はいろいろな原因で発生しますが、最もよくある原因は電気配線や家電のトラブルです。電気機器を長く使っていると経年劣化し、絶縁処理の施された部分も劣化していきます。その結果、絶縁が不十分になった部分から電気が漏れ出てしまうのです。


絶縁が機能する期間は電気機器の種類によって異なりますが、代表格ともいえる電力用のケーブルの場合は、15年~20年程度が耐用年数の目安となっています(日本電線工業会より)。もちろん、使用頻度が高ければより早く劣化することもあるため、油断はできません。



また、強い力が加わったりネズミなどにかじられたりすることによる電源ケーブルの外傷や、エアコン室外機のダクト不良による水や異物の侵入などによっても、漏電が引き起こされることがあります。さらに、コンセントとプラグの間にホコリが溜まっていると、ホコリが空気中の湿気を吸収して電気が流れるようになり、漏電することもあるのです(トラッキング現象)


このように、漏電の原因はとても単純なものばかりであり、電気が通っているならどのような場所でも漏電する可能性があります。しばらく使っていなかった家電や古い家電、ずっと掃除していない家電などを動かす時は、特に注意が必要です。事故を防ぐためにも、家電の状態を意識してチェックするのが望ましいでしょう。




■梅雨の時期は特に漏電に注意!



漏電は季節を問わず発生するものですが、雨の多い梅雨の時期は特に注意する必要があります。なぜなら、浸水や雨漏りも漏電の原因になるからです。気づかないうちに雨漏りが発生していることは非常に多く、家電やコンセントなどが雨水で濡れてしまうと、そこが電気の通り道となって漏電してしまいます。


また、普段から湿気の多い場所にある家電やコンセントは、漏電のリスクがさらに高くなります。洗濯機や乾燥機などは、湿気の多い場所で使わざるをえない家電なので、接続してあるコンセントもあわせて状態に注意すべきでしょう。その他、湿気の多い場所には、なるべく電気機器を置かないようにするのがおすすめです。



もちろん、乾燥した場所であっても、家電の故障やケーブルの劣化があれば漏電のリスクは高まります。普段から家電や電気配線、コンセントの状態を確認しておき、問題が生じていたら早めに対応することが最も大切です。電気工事を行うためには「電気工事士」の資格が必須ですから、決して自分で修理しようとはせず、専門業者に相談しましょう。



Life engineerでは、エアコン設備の用意から設置工事・メンテナンスまで一貫して対応しています。エアコンを交換する際、通常であれば元のエアコンの撤去に費用がかかりますが、弊社では無償で撤去可能です。


予算や機能などのご要望も丁寧にヒアリングを行い、最適なエアコンをご提案させていただきます。漏電していないかどうかの点検にも対応できますので、エアコンの購入・交換・メンテナンスなどをご検討中のお客様は、何でもお気軽にご相談ください。

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