エアコンは買い替えと修理どちらがおすすめ?

長年使っているエアコンの調子が悪くなってくると、買い換えた方がいいのか、それとも修理を依頼した方がいいのか、悩む方も多いのではないでしょうか。どちらを選んだらいいのかは、エアコンの状態や購入後の年数によって変わってきます。今回は、エアコンの故障が考えられるポイントや、買い替えと修理の判断ポイントなどを紹介します。




■故障だと思われる症状とは?


次の症状がみられた時は、エアコンの故障が考えられます。それぞれの症状の原因と合わせて解説します。


・冷暖房の効きが悪くなってきた

フィルターを掃除しても改善されない場合は、熱を移動させるための冷媒ガスが漏れている可能性があります。



・異音がする

室内機では「ポコポコ」、室外機では 「ガラガラ」「ガコンガコン」「キュルキュル」などと聞こえることがあります。これは、室内機の送風ファンや室外機のコンプレッサーが破損しているおそれがあります。



・異臭がする

エアコンの風に乗って異臭が流れてくる場合は、フィルターやエアコン内部にカビの発生が考えられます。フィルターを掃除しても異臭が消えない場合は、専門業者への依頼が必要です。



・室内機の水漏れ

エアコン内部に溜まった水を放出するドレンホースが詰まってしまうと、室内機の水漏れが発生します。ドレンホースをきれいにすると症状が改善する場合もありますが、改善しないとエアコン内部の故障リスクが高まります。



・漏電ブレーカーが落ちる

これまでエアコンが作動していたにもかかわらず、ブレーカーが落ちるようになると、ショートや漏電が起きている可能性が高いので、すぐに使用を中止しましょう。


これらの症状が見られたら、故障したと考えていただき、適切な対処が必要です。次の項で、修理もしくは買い替えの判断基準をお伝えします。




■エアコンの修理で進めても良い場合とは?



上記の症状が出た場合に、買い替えと修理のどちらが良いのか、迷ってしまうかと思います。この場合、故障箇所にもよりますが、保証期間内であれば修理で済ませても良いでしょう。どのメーカーでも、保証期間は本体が1年・冷媒ガス系統は5年と定められています。


ただし、故障箇所や故障の状況によっては、買い換えた方が安くなることもあります。そのため、業者としっかり相談した上で判断すると良いでしょう。




■10年以上経過していたら買い替えが得策



エアコンの購入後、10年以上経過しているのであれば、買い換えた方が得策です。製造メーカーが、エアコンの部品を保管する期間は、該当機種の製造打ち切りから10年間が一般的です。この期間を過ぎ、部品がなくなると、修理ができません。


また、10年ほど前のエアコンと最近のエアコンを比べると、省エネ機能が格段に上がっています。購入費用がかかっても、毎月の電気代を考慮すると、買い換えた方がお得になる可能性が高いのです。




■エアコンの買い替えは6月~8月を避けましょう



夏が近づき、エアコンを稼働させた時に、不調に気づく方が多いことから、6月から8月前半にかけて、多くの方がエアコンを購入されます。夏場は、エアコンの値段が高くなりやすいうえ、取り付け工事の予約が増え、すぐに対応できない可能性があります。スムーズな買い替えと工事のためには、できるだけ6月から8月の期間を避け、冬から春にかけての買い替えを検討してみましょう。


東京都八王子市にあるLife engineerでは、電気工事のスペシャリストとして、エアコン設備のご用意から、工事・メンテナンスまで、一貫した対応が可能でございます。エアコン取り付けの際に使わなくなったエアコンは、通常ですと撤去費用がかかりますが、弊社ではエアコン交換時に無償で承っております。


自宅にあるエアコンの調子が悪い、買い替えもしくは修理のどちらが適しているのか分からないなど、エアコンに関するお困り事がございましたら、どうぞお気軽にLife engineerまでご連絡ください。


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